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2009年11月23日 (月)

廣田衣世・作『蓮の奥出雲戦記 ヤマタノオロチ復活』

気になる題名の本を見つけて読んでみました。『蓮の奥出雲戦記 ヤマタノオロチ復活』、岩崎書店から9月に出版された本です。

『草薙列伝・八岐の大蛇』の作者としては、これが気にならないはずはありません。

『ヤマタノオロチ復活』とは、あの八岐の大蛇のことか。またオロチを一方的に悪者扱いしてるのかな。作者は島根県出身。ああ、本場の人だ。こっちはよそ者だ……等々。読み始めるまで思いはいろいろ。

読んでみると、さすがに地元出身。土地勘があって、地元ならではの固有名詞や歴史のプチ情報がどんどん出てきます。自分こそよそ者なのに、取材の時を思い出して「なつかしい」という気分になりました。

世に多い「ヤマタノオロチもの」と違って、土地に密着した古代神としての大蛇を描こうとした作品だと感じました。

余計な好奇心ですが、この作者は和木浩子の『草薙列伝・八岐の大蛇』を読んだことがあるのかな、ということが気になってます。島根県出身の人なら、他県の人よりは興味を感じて、出版された当時、読んでみたかも知れない。でも、そんな本は存在も知らなかったと言うかも知れません。当時の中学生の年代なら、島根県限定の読書感想文課題図書になってましたので題名くらい聞いているだろうけど、この人はそれよりだいぶ年上のようですから。

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