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2010年2月の記事

2010年2月28日 (日)

柏葉幸子『つづきの図書館』

『つづきの図書館』というタイトルと、小耳に挟んだ内容に惹かれて、図書館で借りてきました。

ふつう、図書館は利用者から本についての情報を聞き取って、希望にかなう本を探し出すサービスをするものですが、ここでは司書が絵本の中から飛び出した登場人物(など)に頼まれて、忘れがたい読者のその後を探します。

最初のエピソードのあたりでは、それほどおもしろいと思わなかったのですが、すすむにつれて本の中にのめり込んでいきました。

最終的には、これは司書の桃さん自身の話であり、不器用な大人が主人公なわけですが、子どもが主人公の話以上に児童文学らしい本だと思いました。

つづきの図書館

2010年2月16日 (火)

ジョナサン・ストラウドの『勇者の谷』

作者は『バーティミアス』3部作を書いた人です。

まず、その作者名を見て図書館の本棚から取り出し、ページをぱらぱらとめくって悪くなさそうだという感触を得、借りて帰りました。

昔は翻訳されたファンタジーなら、たいていおもしろかったのに、数年前からは「ハリー・ポッターの……」と帯に宣伝文句を書いておけばOKみたいな感じで、似たような異世界ファンタジーの翻訳ラッシュです。読む前にある程度吟味をしないと、食べ飽きた焼き肉を(それも前に食べたのよりも不味くて固い肉を)重ねて胃袋に詰めこむような事態になりかねません。

『バーティミアス』では一風変わった味を楽しみました。『勇者の谷』はもっと変わった味のする作品でした。ストラウドという人は一筋縄ではいかない作家のようです。

『勇者の谷』を好きかと問われたら、好きかどうかはわかりませんが、おもしろいかと尋ねられたら、「おもしろいから一度は読んでみたらいいよ」と答えるでしょう。

勇者の谷

2010年2月 9日 (火)

山口市と阿東町の合併

話題を素通りしていましたが、1月半ばに山口市は阿東町と合併しました。

2005年に1市4町で合併して以来の合併です。また面積が広くなり、人口密度は低くなりました。

前の大合併のときは大騒ぎをしたような気がしますが、今回はいつのまにか合併していた、という感じです。

母屋のサイト「物語工房」では、「こんな街に住んでいます」と題して、山口市のことを紹介していますが、これは2005年に合併する前の旧山口市のことでした。合併してしばらくは新しい街のことをよく知らないので当面はこのままにします、と言い逃れていたのですが、それからもう4年半。いくらなんでも更新するべき時期になりました。

阿東のことも含めて、このページは書き換えなくては、と思います。

2010年2月 2日 (火)

地元図書館で「追悼 北森鴻」企画展示

2月1日(月)、昨日から山口市立中央図書館で、「追悼 北森鴻」と題した企画展示を行っています。緊急企画だ……と、思っていたら、山口県立山口図書館では1月26日から同じタイトルの企画展示をやっていました。

(県立図書館のサイトにはそのニュースが載っています。市立図書館の方では、2月2日現在まだ反映されていませんが、そのうち載るでしょう)

県内の愛読者の方は、機会があったら図書館をのぞいてみてください。

先日、このブログに訃報を掲載したとき、公式サイトに「リンクについてはこちらへ」という箇所があったので、「リンクフリーではないのだな」と思って、許可を求めるメールを送りました。さっそく、管理人さんから返信をいただきましたが、短い文面にも混乱した状況がうかがえて、お取り込み中のところを煩わせ、かえって申し訳なかったと思いました。

その後、「公式サイト」の表示が「ファンサイト」に変えられており、見ているとその事実が悲しく思われてきます。

『パンドラ’Sボックス』を読みかけています。文庫本の方なので、2007年時点での近況まで付け加えてあり、山口のことも出てきました。

北森鴻という筆名は、てっきり「鴻の峯」(という山が山口市内にあります)から1字を取ったのだろうと勝手に想像していましたが、3人の友だちから1字ずつ取ったのだと書いてあり、ちょっと残念、寂しい気がしました。

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