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2010年6月19日 (土)

北森鴻『暁英 贋説・鹿鳴館』

北森鴻氏の遺作、『暁英』を先日読了しました。外見も中身も厚みのある作品でしたが、あともう少しで終わるというところで作者の永眠により作品世界が閉ざされてしまったのが残念でなりません。

山口県出身者であることをことさら意識させるようなところはありませんが、一部の登場人物がしゃべる「長州弁」などに、当地出身の強みを感じました。(もちろん、山口県出身者なら歴史的背景が分かるというものではなく、徹底的な取材の力とその努力を表立って感じさせない書き方に敬服します)

私が山口市内のS中学校に通っていたとき、北森氏は隣のY中学校に通っていたのだな、と実にローカルな感慨に浸ってしまいました。

書けるときに書かなくては、あと自分がどれだけ生きるのかは何歳の人でも分からないことなのだから、今すぐにでも書き出さなくては……。

暁英 贋説・鹿鳴館 暁英 贋説・鹿鳴館

著者:北森鴻
販売元:徳間書店
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