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2010年7月11日 (日)

石川宏千花『ユリエルとグレン』感想

読み終えて少し日が過ぎましたが、『ユリエルとグレン』全3巻を読了しました。

ヴァンパイアものだという予備知識の切れっ端を仕入れていたので、これは苦手な内容だと思いこんで敬遠していましたが、こんなおもしろい本を読むのが遅れてもったいないことでした。

ヴァンパイアが主な登場人物になっている作品の中でも、『ダレン・シャン』は評価しつつも好きではない作品でした。(『ダレン・シャン』は第1巻が一番佳くて、巻を追うごとにつまらなくなっていったと、私個人の感想では思いました)。

が、『ユリエルとグレン』は『ダレン・シャン』とはまるっきり違う趣で、私の個人的な好みにも合っていました。確かに血は飛び散りますが、生々しい不快さがありません。時代劇の様式化されたチャンバラと現実の刃物沙汰の違いくらいに違う感じで読めました。

全巻を通して、理不尽な運命に抗う人間の物語であり、運命と折り合おうとする物語でもあったと思います。

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