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2010年8月の記事

2010年8月24日 (火)

エアコンのない猛暑日

猛暑日が続いています。今日は、車でスーパーに買い物に出かけたので、移動中と店の中は涼しく過ごせました。

環境問題への意識を問うアンケートなどで、よくエアコンの設定温度を尋ねる設問があります。たいていが自宅にエアコンがあることが前提になっていて、夏に28度以上に設定しているか、していないか、という二者択一になっています。

この場合、私は28度以上に設定していないので、「いいえ」になります。だったら、過度にエアコンを効かせてエネルギーを消費している、環境破壊の加担者、というふうに統計上数えられるのでしょう。

ところが、うちにはエアコンがないのです。ないから、28度以上に設定することはできません。28度以下にも設定できません。エアコンがない、という選択肢は設けられないのでしょうか。

私が所有している唯一のエアコンは、軽自動車に設置されているものです。さすがに車の中では、エアコンをかけないと脳みそが煮えて、事故を起こしてしまいます。しかし、これも月に3~4回くらいしか乗らないので、結局はあまり使っていません。

小学生の頃は、暑い日でもせいぜい32度くらいだったのに、いつのまにかとんでもない季節になってしまいました。これも、エアコンで暑い空気を外にはき出しているからでは? エアコン無しの夏を、いつまで頑張れるか。そろそろ限界が近づいてきているような気がします。

2010年8月17日 (火)

百田尚樹『ボックス!』一気に読了

小説を読むのはこんなに面白いことだったんだ、とひさしぶりに実感しました。読み始めたら止まらなくて、上巻を読み終わると、下巻はあっという間でした。

ボックス! 』()()は、高校のボクシング部の話ですが、私自身はボクシングには全く興味がありません。それでもずぶの素人がついていけるように、作者は高津耀子というボクシングに無知な顧問教師を用意してくれました。彼女の疑問、質問についていくうちに、少しずつ、ルールや練習方法が頭に入っていきます。

主役の二人の少年は佐藤多佳子『一瞬の風になれ』の連と新二を思わせるところがありましたが、話はそれとはまた違った展開をたどっていきました。

つくづく私はこういう手の物語が好きなのだと思います。繰り返される練習、熱っぽく語られる醍醐味、個性ある脇役の少年たち、ライバル同士の切磋琢磨。陳腐すぎて笑われるかも知れないのに、まっすぐに語られると感動してしまう正攻法の青春小説。うーん。

重要人物たちはさておき、ボクシング部マネージャーの丸野智子の存在が素晴らしかったです。これも下手をすれば陳腐になりかねない人物設定なのに、彼女の性格が魅力的であるために、全くそんなことは感じさせませんでした。

巻末の作者の略歴を見て、驚きました。2006年に作家デビュー。生年は……1956年。つまり、50歳で第一作を世に出したということ。その前に放送作家としての履歴があるにしても。

ボックス! 上 Book ボックス! 上

著者:百田 尚樹
販売元:太田出版
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2010年8月14日 (土)

中山七里『さよならドビュッシー』

中山七里『さよならドビュッシー』を読了しました。図書館でしばらく順番待ちして、手にしたのがこのタイミングでした。ちょうど『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』を読んだ直後だったので、若い人が何ごとかに熱心に取り組む話、として読み始めました。

ピアノの演奏シーンの描写に迫力があり、途中まで「このミステリーがすごい」という冠を忘れて、藤谷治『船に乗れ!』の類書のようなつもりで読んでいました。

読後の感想としては、ミステリーでなしに、大火傷を負ったピアニスト志望の高校生がリハビリを経て自分の世界をつかんでいく物語として読みたかった、と思いました。ミステリーはあまり読まないのでよくわかりませんが、青春音楽小説としてはじゅうぶんに魅力的で、ミステリーとしての結末が付いているがために、あまり爽やかな気分にはなれませんでした。読書は必ずしも爽やかな読後感を求めるものではないのでしょうけれども。

いつもの癖で、こういう小説を読むとドビュッシーのピアノ曲を聴きたくなり、CDを2枚借りてきました。どちらにも「月の光」と「アラベスク」が収録されているので、演奏を聞きくらべてみます。

そういえば『船に乗れ!』の中で、南がドビュッシーのヴァイオリン曲の悪口を言いながら、でもピアノ曲は好きだと言っている場面がありました。鮎川はドビュッシーが好きだったということでしたが。二人がアンサンブルをしたのは何の曲だったか、ちょっと確かめてみたくなりました。

2010年8月10日 (火)

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』

ずっと前から気になって、図書館で予約していた『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』の順番がようやく回ってきたので、先日、借りてきて読みました。

刊行されたばかりの頃、私自身はおもしろそうだと思ったけれども、他にそんなに興味を持つ人がいるとは予想せず、のんきに構えておりました。ところが、図書館の予約状況を見ると、すでに十数人の予約が付いており、慌てて行列の最後尾に並びました。(今は100人以上の予約がついています)

着想がおもしろい、と思っていたのですが、小説としても期待以上におもしろい本でした。マネジメントの実際とすれば、現実がこんなにうまく運ぶものではないだろう、という感じはします。しかし、企業経営の指南書に書いてあることを、野球部の運営という全く異なる分野にあてはめていき、プランを一つ一つ実行に移していく女子マネージャーと野球部員たちの取り組みは読んでいて痛快でした。こういう設定で物語るのならば、うまく運ぶのも約束事の内。そうでなければ、おもしろさも半減するというものです。

ビジネスマンが読めば、自分の会社のありかたを考えながら読むことでしょう。高校生が読めば、青春小説として楽しめるでしょう。乱読三昧のオバサン(私のこと)が読めば、主人公と一緒にマネジメントの達成感を味わいつつ、野球ドラマとして「感動」させられてしまったりなんかします。

2010年8月 1日 (日)

電動鉛筆削りを買いました。

今更言うほどの話題でもありませんが、1週間前に電動式の鉛筆削りを購入しました。これで、気持ちよく鉛筆を削れます。先の丸まった鉛筆では書き心地が悪くて、書き続ける気分になれません。

毎年、夏の盛りになると、パソコンの前に座っているのが苦しいくらい暑さに悩まされます。夏の昼間はパソコンから離れて、ノートに鉛筆を走らせるのがちょうどいいのかもしれません。(ブログの更新が滞っていることへの言い訳も、ちょっと混じってます)

さて、もう一つ欲しい物があるのですが、これはおいそれとは買えないので、お金を貯めてから考えます。

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