« 雪の中の自転車通勤 | トップページ | 『ぼくらの輪廻転生』に (その2) »

2011年1月18日 (火)

『ぼくらの輪廻転生』

タイトルに惹かれて気になりつつ、しばらく手に取らないでいた本です。

何が気になっていたかというと、表紙に印刷されたタイトルに「りんねてんせい」とルビが振ってあり、これは「りんねてんしょう」と読むべきではないか、理由があって敢えて「てんせい」と読ませているのだろうか、本文で何か明かされていないか確認したい、と思っていたのです。

それだけでは読むまでに至らなかったと思いますが、作品の内容にふれた書評を見かけ、読書欲をそそられたことがきっかけになりました。

「てんせい」の表記には意味はないようでした。今や「りんねてんせい」も一般的に使われているようで、主人公はこの言葉を「コミックスかなんかで見た」と言っていますから、その方面から「てんせい」という読みが広まったのかも知れません。

もともとは仏教用語なのだから「生」の読みは呉音のはずだろ、などと堅いことを考えてはいけないのか。

そういう言い方は本末転倒で、仏教用語が呉音で入ってきたから、漢音ではなく呉音で読んでおけば、間違いはないと言うことですが。(「生死」は仏教では「せいし」でなく「しょうじ」だとか)

そういう人の揚げ足を取るようなところで躓きつつ、お話は面白かったです。ただ、終わりの方が急ぎすぎ、まとめすぎ、作者が喋りすぎたような気はしましたけれど。

それはさておき、今後、日本語として「りんねてんせい」という言い方が定着したらイヤだなあ、とそんなことが気になってます。

« 雪の中の自転車通勤 | トップページ | 『ぼくらの輪廻転生』に (その2) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

私もイヤだな・・・

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1235810/38522759

この記事へのトラックバック一覧です: 『ぼくらの輪廻転生』:

« 雪の中の自転車通勤 | トップページ | 『ぼくらの輪廻転生』に (その2) »

2016年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

自サイトへのリンク

メールはこちらから

  • 連絡やお問合せにどうぞ