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2011年3月17日 (木)

菅野雪虫『羽州ものがたり』読了

『天山の巫女ソニン』以来、気にかかっている書き手の菅野雪虫さん。新作が出たと知って、早速読んでみました。

『羽州ものがたり』というタイトルは、何のひねりもなくてつまらないような気がしつつ、読んでみると、これが一番ふさわしいのではないかという思いも湧いてきました。主人公は羽州のムメという少女、ムメを含む3人の少年少女ですが、ほんとうの主役は羽州という土地と風土のような気もして。

『天山の巫女ソニン』のときには「極致まで磨き上げられ、よく作られているけれども、枠からはみ出した思いがけないものがない」などと、無い物ねだりのささやかな不満を覚えたものでしたが、今回はそれも解消されました。「思いがけないもの」があったかなかったか、それはよくわかりませんが、そんなことは考えることもなく満足して読みました。

図書館で借りたのは二週間前、まだ奥州も羽州も災害に遭っていない頃で、まさかこんな状態で読み終えるとは思いも寄りませんでした。

著者の紹介欄によると、菅野雪虫さんは福島県生まれとありますが、いかがお過ごしなのでしょうか。

羽州ものがたり (カドカワ銀のさじシリーズ)

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