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2011年8月 2日 (火)

福島発、『詩の礫』(和合亮一)

3.11の震災の折り、福島在住の詩人、和合亮一さんがツイッターでつぶやいた言葉を一冊にまとめたものが『詩の礫』として出版されています。

そのころまで私は和合亮一さんをフォローしていたのですが、タイムラインに流れてくる「礫」が痛くて、フォローを外してしまいました。読むことが耐えられなかったのです。つまり、逃げました。(多くの人たちは、これらのツイートを見て、私とは逆にコメントを寄せたそうです)

あのころは被災していない者も精神的に参っていた時期で、だから一冊の本になった今なら、冷静に読むことができるかもしれない、と思い、図書館に入っていた『詩の礫』を手に取ってみました。

結果、私はふたたび逃げました。数か月経っても、あの時あの現場にいた詩人の言葉の力は圧倒的で、読み続けることができませんでした。

こんなことを白状しながら、卑怯なようですが、ほかの皆さんにはこの本をお薦めします。

結局は少ししか読んでいないのですが、苛烈な状況にある故里を想い続けた詩人の心情に、読んでいて引き裂かれるような気がします。痛いけど、読んでみてください。

詩の礫 詩の礫

著者:和合亮一
販売元:徳間書店
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