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2011年8月20日 (土)

この題名にして、実は人生論?

図書館で見つけて軽い気持ちで読み始めた『1円家電のカラクリ0円・iPhoneの正体―デフレ社会究極のサバイバル学』(幻冬舎新書)、意外と深い内容で、人生論(?)としても面白く読めました。

大枠としては、ベストセラーになったクリス・アンダーソンの『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』と同じような論旨になるのですが(本文中でも『フリー』には何度も触れられています)、この本では「フリー」をさらに推し進め、「赤字」によるビジネスを語っています。

ここまでの内容なら、ビジネス系の新書としてありそうな範囲だと思いますが、私が興味を惹かれたのは、その次の展開でした。

欧米の資本主義のバックボーンとしてあるプロテスタンティズム、それに対して精神的な背景のない日本の資本主義。労働、勤勉さ、やりがいといったものに価値を見いだせない人たちが増えてきたら、社会はどう変わっていくのか。

ビジネスの本でありながら、最終的には人間の生き方を問う本でもありました。図書館での請求番号は「336」です。経営管理についての本を並べる棚にあります。でも、経済に興味のない人が読んでも、刺激を与えられます。

1円家電のカラクリ0円・iPhoneの正体―デフレ社会究極のサバイバル学 (幻冬舎新書) 1円家電のカラクリ0円・iPhoneの正体―デフレ社会究極のサバイバル学 (幻冬舎新書)

著者:坂口 孝則
販売元:幻冬舎
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