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2011年10月の記事

2011年10月27日 (木)

廣嶋玲子『火鍛冶の娘』読了

デビュー作の『水妖の森』を読んでから、廣嶋玲子さんの次作を待ち望んできました。それ以後、『盗角妖伝』『送り人の娘 』と読み、『はんぴらり』のシリーズも何冊かは読んでみました。でも、どれも私が待っていた「次作」ではありませんでした。

新作『火鍛冶の娘』を読み始めてすぐに、これが待っていた作品だと悟りました。これこそが、私が読みたかった廣嶋作品だったのです。

冒頭から掴まれ、結末も満足して読み終わりました。古代の日本を思わせる舞台ではありますが、ある意味、とても今日的な物語でもあります。

また新たな「次作」が待ち望まれます。

2011年10月23日 (日)

「ホームページビルダー15」のバージョンアップ版

今や、ホームページビルダーの最新バージョンは16になっていますが、先月の終わりにすべりこみで15のバージョンアップ版を買いました。Amazonと楽天市場と地元の家電量販店を比べて一番安かったAmazonで、しかもAmazonギフト券を利用したので、出費はわずかですみました。

例年だったら新バージョンが出る直前に前の版を買っていれば、無償でバージョンアップをするなどというサービスがありましたが、今年は思ったとおり、ありませんでした。何しろ、11以前のバージョンを持っている人にとっては、15は安く手に入れることのできる最後のチャンスです。次の月に無償で16にアップしてくれなどというのは虫の良すぎる話。当然の如くAmazonの価格も今は先月より上がっています。

さて、これでリニューアルができるかと思いきや、そうはいきません。作成するのは人間ですから。できあいのテンプレートはどこかで見たようなものになっておもしろくない、手を加えて個性的にしようと思えば自分のスキルが足りない、手に負えるようなものを作ろうとすれば平凡で見栄えがしなくなる……。どのあたりで折り合うか、思案中です。

2011年10月15日 (土)

鷺流狂言の公演

11月5日(土)に鷺流狂言の公演が野田神社の能楽堂で行われます。

山口、佐渡、佐賀の鷺流狂言が一堂に会しての競演です。これは、何年か前(たぶん2004年くらい?)の山口情報芸術センターでの催し以来のことではないでしょうか。

今回は野田神社の能楽堂が移築されて20年になるのを記念して行われるのだそうです。

家元制度をとっていないため、中央では「断絶」と称されていますが、鷺流はまだまだ生きています。とくに山口の鷺流狂言保存会は若い後継者が育っていて心強いですね。

何度も鷺流狂言に近づきかけたけれども、私自身は保存会の内輪の人間になったことはありません。けれども、中学生の時に演劇部で鷺流狂言の存在を知り、大学で卒論に採り上げ、ふるさとを題材にした短編として「鷺流の旅びと」で春日庄作(しゅんにち・しょうさく)を描き、なにかと気になる存在でありつづけています。

5日はたぶん仕事なんだなぁ。

2011年10月 8日 (土)

2周年です

うっかり日付が変わるまで時間を過ごしてしまうところでしたが、今日10月8日はわがブログ開設記念日でした。まる2年になります。

2年にしては記事が少なくて、これといった盛り上がりもありません。いろいろな分野にわたってあれもこれもと書いてしまいましたが、ブログは何かテーマをしぼってその分野に特化した方が、見に来る人にとって興味のある場になるのでしょう。

基本的には本の話題、とくに児童書の話題を書くつもりでした。が、そういう事については他でも触れる機会があって、そこで書いて満足してしまうので、なかなか「物語工房 再出発ノート」に書くめぐりあわせが訪れません。

始める前には、何よりも「著作者人格権」の扱いにこだわっていて、世にあるブログサービスの規約を見渡して、どこよりもきちんと著作者人格権を認めているココログを選びました。たいていのサービスでは、規約に「著作者人格権を主張してはならない」と明記されていて、そういう発想をするブログサービスは利用をあきらめるしかありませんでした。

今となっては、どうせたいした記事は書いていないのだから使い勝手を第一に考えても良かったような気もしますが、それでもこの件について真っ当な条文を掲げているのがほとんどココログだけという状況だったので、その姿勢を応援する意味でも、ココログを使っていきたいと思います。

文学系はココログに、日常生活系はアメブロに、ITネタはFC2ブログに……などと使い分けて、リンクでがっちり結び合わせるのも手ですが。そこまでやるのは大変そう。人生のほとんどをブログを書いて過ごすことになってしまいます。

以前、ぷららの規約でホームページにアップロードしたものの著作権はぷららに属する、と定められていたことがありました(このためフリー素材を提供しているサイト様の中には、ぷららユーザーの利用は認めない、というところもありました)。私もサイト開設のためにプロバイダの引っ越し先を検討しましたが、サイトを作っているうちに規約が改正されたので、めでたく引っ越しは取りやめて、ぷららで公開する運びとなりました。

ブログを始めようかと思ったときも、ぷららのブログサービスであるブリーチの規約には、著作者人格権を主張してはならないと書いてあるので、これがいつ改正されるだろうかとしばらく様子を見ていました。しかし、いつまでたっても改められないので、あきらめて他を当たることにしました。すると、意外にも、サービス会社が勝手に文章を改編したり、発表したりすることを利用者が認めるように定めたブログが圧倒的多数でした。

近ごろは新しいサービスも次々と登場しているので、いつまでもブログという形にこだわる必要もないのかもしれません。

2011年10月 6日 (木)

『テメレア戦記』第4巻読了

ナオミ・ノヴィクの『テメレア戦記』シリーズも4巻目。近年の続き物のファンタジーとしては、最も期待している作品です。

ファンタジーと簡単に言ってしまいましたが、架空歴史小説と言った方がふさわしいかもしれません。ナポレオンの時代の英仏の戦争を背景にもってきながら、作者の視野はアジアにもアフリカにも広がっています。実際の歴史と重なったり離れたりするところが妙味です。

中国の龍と西洋のドラゴンは、同じもののように翻訳されていますが、かなり異なった存在です。日本のカミと一神教のGodが別物であるように。

作者はそんな異なる文明間のズレをうまく作品に取りこんで、魅力的なドラゴンを登場させ、ドラゴンの人権問題にまで話を飛躍させてしまいました。この着想は、仮に思いついたとしても、思いつきだけで書けるものではありません。

第4巻の終末に至っては、これからどういう展開になるのか、予想もつかなくなりました。

一つ不満なのは、巻末についている架空の歴史書の抜粋。これは本文と同じように縦書きにはできないものでしょうか。

雰囲気を出すためなのでしょうが、読みづらくてしかたありません。読み飛ばして「訳者あとがき」までいってしまいましたが、訳者の「学者の名前にご注目」という指摘で、改めて目を通しました。

なるほど。

 テメレア戦記Ⅳ 象牙の帝国

2011年10月 1日 (土)

国体開会式

山口県で開催される国体が今日、開会式を迎えました。

テレビのニュースでその模様を見ただけで、私自身は参加も見学もしていませんが。(関係があったと言えば、交通規制に引っかかりそうになっただけです)

卓球の石川佳純選手が山口県代表として出場してくれるのがうれしいです。(この人がついこの間まで山口市内の小学生だったとは。)小学校までを卒業しただけでは、山口県出身選手として認められないので、わざわざ活動の本拠地を県内に移しての出場です。

インタビューの中で石川選手が「山口」というときのイントネーションが、東京のアナウンサー風ではなく、山口の地元民と同じイントネーションだったのが、ほんとうに山口の人なんだと感じられて、妙に嬉しかったです。

山口国体のホームページはこちらです。国体のマスコットキャラクター「ちょるる」がかわいいですよ。

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