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2012年2月29日 (水)

ロルア詩集を読みたい。『炎路を行く者』読後

上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズ番外編、『炎路を行く者 』(偕成社)を読みました。相変わらずのおもしろさで、夢中で読んだことは言うまでもありません。ずっと待っていた本ですから。このシリーズも、予告されていた作品は全部で尽くしてしまったので、ほんとうにこれでバルサともお別れでしょう。そう思うと、読み終わるのが惜しいようでもありました。

本筋とは別に、「十五の我には」に引用されるロルアの詩がほんのりと気に入りました。

「二十の我の この目には、なんなく見える ふしぎさよ」
「あの日の我に会えるなら、五年の月日のふしぎさを 十五の我に語りたや」

ヒュウゴもバルサも十代半ばです。彼らの少年少女時代を語った作品集のしめくくりに、これ以上のふさわしい詩はないでしょう。

ロルアさんは守り人の世界の住人でしょうから、この世界の出版界では『ロルア詩集』は刊行されていないでしょう。ここはぜひとも、上橋菜穂子さんに日本語訳をお願いしたいと思います。ジグロに「味のある詩」と言わせたロルア詩集は、『バルサの食卓』と同じように世に出る値打ちがあると思うのですが、そういう企画は持ち上がらないものでしょうか。

上橋さんお一人では忙しいでしょうから、全国の15歳の心を憶えている大人たちが1編ずつ「翻訳」して、上橋菜穂子さんが監修するといったぐあいに『ロルア詩集』が上梓されないものでしょうか。

などと、無責任に勝手なことを言い放っておりますが。

炎路を行く者 —守り人作品集—

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