図書館の歩き方

2012年3月 5日 (月)

県立図書館で電子書籍端末の試用

3月3日の県立図書館の記事に追加です。

3日と4日には催し物が計画されており、その中の一つがKindle、iPad、SonyReaderの体験イベントでした。並べるとやはりiPadは別の種類のものだということが目立ちます。

英語の読書目的ならKindle、日本語の読書ならSonyReader、パソコンやテレビの代わりにしたいならiPad、だと思いました。

それにしても、やはり本は紙で読む方が好きです。ページの切り替えの時に一瞬真っ暗になるのが、どうにも気になります。これがなかったら、旅行に10冊の本を持っていくよりは電子書籍を、と思うところなのですが。旅行ガイドや地図のようなものならこれも良さそうです。日本語の小説は読みたくありません。英語の小説ならKindleは(機種によっては)音読してくれるからリスニングの訓練になり、紙の本よりも好都合なくらいです。

もう一つ、マルチメディアデイジー図書の披露もしていました。これまで研修室だったところを用意して、デイジー図書が必要な人たちに使ってもらえるよう、準備されています。

ほんとうは4日の早朝にでもこの記事を書いて、見た人が県立図書館に行けるといいなと思ったのですが、4日は仕事だったので、そんな暇もなく、あっというまに夜を迎えてしまいました。

また近いうちに、新らしくなった県立図書館に入り浸る予定です。

2012年3月 3日 (土)

県立山口図書館 Renewal Open!

3月1日、山口県立山口図書館が改修のための閉館から3ヶ月半ぶりに再開しました。

3日目の今日、仕事が休みだったので、新しくなった図書館をさっそく見学に行ってきました。

ほんとうは1時30分から歴史講座があるのを聞きたかったのですが、事前申し込みが必要だというのに気がついたのが1週間前で、それも定員がたったの30名だったので、今更連絡しても間に合わないだろうと思い、あきらめました。

その代わり、3日、4日に限って館内で電子書籍やマルチメディアデイジー図書のデモをやっているというので、それを見学することにしました。

駐車場はきっと満車に違いないとと思い、自転車で出かけました。ところが駐車場はすいています。世間一般では私が思うほどには図書館の開館は重要なことではないらしいと知りました。

講演の方も、当日行ってすんなり入った人がいたようで、私はあきらめるのが早すぎました。自分にとって価値のあるものは、他の人も同じように考えるとつい思い込んでしまいました。

館内の様子はすっかり変わっていました。これまではどこにどういうジャンルの本が置いてあるか、足が記憶して勝手に歩いてくれましたが、これからしばらくは案内図を片手に探さなくてはなりません。それでも何だかわくわくします。テーマパークに行ったような気分です。今日の数時間ではまだ見尽くしていないので、また見に行かなくてはなりません。

2階にあったコインロッカーは取り払われていました。荷物を持ったまま、参考資料のコーナーへ。

これまで県民資料室だったところは明治維新資料室になり、明治維新に特化して、充実した資料がそろえられていました。これまでは山口県資料の一環であったのが、日本史の中の明治維新に変わり、薩長土肥とか会津とか幕府とか新撰組とかいった、いかにも山口県で資料をそろえそうな藩や組織だけでなく、全国各藩や各地の人々の視点から書いた資料がぎっしりと並んでいました。

県民資料室はどこへいったのだろう、と帰ってきてから不安になり、案内図を見ると、別の場所に移動していました。なくなったわけではなかったので一安心です。

とても嬉しかったのは、地方新聞の縮刷版のコーナーが充実していたこと。申し込みをしなくても、自分で手にとってどんどん調べることができます。

自動貸出機が導入され、本を置くだけで情報を読み取って、題名と返却期限を利用カードに記入してくれます。さっそく新しいカードに更新し、2冊借りて試してみました。

新しい図書館にわくわくして、まだまだリポートしたい気分ですが、記事が長くなりすぎたので、つづきは後日にします。

2011年12月20日 (火)

県立サテライト図書館

山口県立山口図書館は現在、改修工事等のために休館中ですが、市内吉敷の山口県健康づくりセンター(山口県総合保健会館内)に場所を借りて、サテライト図書館を開いています。12月1日のサテライト図書館開館以来、きょう初めて行ってみました。

あらかじめメールで頼んでおいた本が用意されていましたので、貸出可能なものは借り、持ち出し禁止の図書はその場で閲覧。4人分くらいですが、ちゃんと閲覧席もあります。資料を広げてせっせと必要な情報を書き出しました。

ふだん図書館に置いてある各種申込用紙もあり、メモに使えるボールペンあり、小さい字を読むのに便利なルーペもあり。

棚を眺めて好きな本を探すという訳にはいきませんが、目的の本がはっきりしていて、準備してもらったときには、なかなか使い心地のいい空間でした。

それでも、本来の図書館と違ってできないこと(機器の都合などで)も多く、2月下旬(ころ?)の開館が待ち望まれます。

2011年11月15日 (火)

絵本編集者:松田素子さんの講演

11月19日(土)に、山口市立中央図書館の図書館まつりがあります。その催しの一つとして、絵本編集者の松田素子さんが「絵本の魅力、その世界」と題した講演をされます。場所は中央図書館と同じ建物内にある山口情報芸術センターのスタジオCで、入場は無料です。

松田素子さんは山口県周南市出身の絵本編集者で、山口県岩国市在住の絵本作家松田もとこさんとは別の方です。(間違えやすいので念のため)

せっかくの機会なので、興味のある方はどうぞお集まりください。同時開催として、スタジオCの前で、松田さんが蒐集した絵封筒の展示があるそうです。

情報を整理しますと、以下の通りになります。(図書館まつりのチラシから内容を見て書き写しています。確実な情報をお求めでしたら、各自でご確認ください。私が見ているのと同じチラシも館内にあります)

演題:「絵本の魅力その世界」

講師:松田素子(フリーランスの絵本編集者)

日時:11月19日(土) 14:00~15:30

会場:山口情報芸術センター スタジオC (中央図書館と同じ建物内にあります)

参加費:無料

定員:100名(申し込み不要・当日先着順)

問合先:山口市立中央図書館

2011年11月13日 (日)

県立図書館、しばし休館

県立図書館が明日から3か月以上休館して改装等をするそうなので、直前の今日、駆け込みで県民資料室に引きこもってきました。

とても残念なようでもあるけれど、こんなきっかけがなければ、今でもまだ図書館での調査に取りかかっていなかったかもしれません。他の本を読んでいるうちに3か月くらいは経っていることでしょう。

明治の頃の定評のある歴史書(その復刻版)は、活字が少し古めかしく、句読点が少なくて、一見読みづらそうな印象を受けます。でも、思い込みを捨てて挑戦してみると、すでに言文一致の時代の文章ですから、苦労せずに読めます。

本当に大変なのは古文書ですが、これはきちんと読み解けたら、本にして出版してもいいくらいの仕事になります。県立図書館と同じ建物の中に県の文書館がありますが、図書館と違って気軽に扉をくぐれません。思い込みを捨てて、のぞいてみるといいのかもしれませんが。

12月からは別の建物を借りて県立図書館のサテライト図書館を開館するそうですから、多少の不自由はあっても、資料の利用に支障はないようです。

2011年11月 1日 (火)

郷土資料は県立図書館が一番

2番目によく利用している図書館、県立山口図書館が11月の半ばから2月下旬(予定)まで、館内改修工事等のため、長期の閉館期間に入ります。

今、郷土史に取材した作品に取りかかったところなので、県立図書館の県民資料室が仕えなくなるとかなり手痛い打撃です。長期休館は春から分かっていたことなのですが、今頃になってあわてて図書館通いを始めました。

市立図書館にも郷土資料はありますが、2003年の11月に開館した図書館なので、100年を超える歴史を持った県立図書館とは厚みが違います。それに、どうしても山口市に関する資料が中心になるので、県内の他の地域のことを調べたいときには、県立図書館の県民資料室が一番参考になります。

気のせいか、県民資料室はいつもよりも人が多いような気がしました。駆け込み需要でしょうか。閉館中も「サテライト図書館」である程度の利用は出来るらしいのですが、どんなふうに使えるのか、具体的なことがまだよく分からないので、今のうちに目を通せる本には目を通しておこうと欲が出ます。

子どもたちの歓声が響く市立図書館と違って、県立図書館は静寂で調べ物をするには最適です。あと2週間、後悔しないようにせっせと足を運ぶつもりです。

2011年7月28日 (木)

小学生向けのブックトーク

地元の図書館情報です。

山口市立中央図書館で、夏休みの特別企画として、小学生向けのブックトークが計画されています。あさって、7月30日の開催で、詳しいことは図書館のホームページに掲載されています。(とくにこのページです

おはなし会は見たことがあるのですが、ブックトークは未知の世界です。どんなふうに行われるのか見学してみたい気がしていますが、当日は私も自分の仕事があるので、顔を出すことはできそうにありません。

紙しばいの上演は絵本の読み聞かせより難しく、ブックトークはもっと難しいもののようですが、私は絵本の読み聞かせもやったことがありません。何十年も児童文学の世界に首を突っ込んでいて、しかも20年くらいはアマチュアとして演劇(児童劇を含む)の世界に首を突っ込んでいたにしては、寂しい状況です。一度でいいから、子どもたちの前に立って(座って?)絵本なり紙しばいなりを見せたいと望んでいるのですが、素人にはかなわない夢のようです。中途半端に演劇などを囓っているのは、読み聞かせにはかえって良くないようですね。

それはともかく、あさってのブックトークは図書館が同居している山口情報芸術センターの多目的室が会場となっていますので、市内の小学生(+保護者でも)の方で興味がある方は、夏休み中のイベントの一つとして、足を運ばれてはいかがでしょう。

2011年7月16日 (土)

図書館のティーンズコーナー

私のメイン・ライブラリーである山口市立中央図書館とサブ・ライブラリーの県立山口図書館には、どちらも「ティーンズコーナー」という一角があります。

まだ市立図書館が開館していなかった頃、県立図書館の児童室(「子ども資料室」)の外側にティーンズ向けの読み物をそろえた棚が並んだのを見て、おもしろいコーナーができたと喜んだものでした。

それまでは児童書を借りたいと思っても、午後5時に児童室が閉まるため、仕事帰りに立ち寄ることができませんでした。ティーンズコーナーは部屋の外にあるので、閉館まで利用できます。高学年向きの長編などはここで手にすることができて、ほんとうにありがたいコーナーでした。

その後に開館した市立図書館では、子どもコーナーもティーンズコーナーも開かれたフロアーにありました。子どもコーナーの隣にティーンズコーナーがあって、絵本、読み物、知識の本、子ども用の参考資料、それからティーンズの読み物、と自然に導かれていくようでした。開館しているときなら、いつでも借りることができます。

県立図書館のティーンズコーナーは読み物主体ですが、市立中央図書館は調べ物や知識の本が一般書と同じように大きな割合を占めていて、読み物はその中の主な一分野であると感じられます。青少年に向かって書かれた社会科学、自然科学、芸術、芸能情報などの本は、県立図書館よりもたくさん並んでいるようです。

市立図書館のティーンズコーナーで特徴的なのは、進路選択に関する本が一箇所に集められていることです。内容で判断すればいろいろな分類番号に分かれて並べられるような本が、あえて統一した番号を与えられ、同じ青い丸いシールを背表紙に貼られて置かれています。たとえば『弁護士になりたい』という本と『俳優になりたい』という本だったら(実在の本のタイトルではありませんが)、法律の分野と芸能の分野に分かれてしまうところを、進路選択の本として、並ぶようにラベルをつけているのです。職業選択だけでなく、大学や大検、専門学校、大学院、留学などの情報もあります。

それぞれ選書されている本が違うので(当然、どちらの図書館にも選ばれる本は非常に多いですが)、利用者としては便利に使い分けています。

2011年6月18日 (土)

配架ミス?と思ったら…

図書館で本棚の間を散歩しているとき、これは配架ミスではないの?と思うような本に出会うことがあります。

そんな一冊に『お金が空から降ってくる (お金のことがよく分かる本)』というのがありました。これが気象の本の棚に並べてあったのです。

最初は単純な配架ミスかと思いました。本の分類を知っている人ならこんなことはしないだろうから、職員ではなく利用者の誰かが手に取った本を適当なところに置いていったのかな、とも思いました。

ところが、背表紙のラベルを見ると、請求記号は「451」。まさしく気象の本に分類されているのです。経済や金儲けの話なら、「3」から始まる番号になっているはずです。

しかし、著者はお天気キャスターの森田正光さんと経済ジャーナリストの荻原博子さんです。たしかに気象と経済が盛り込まれているようです。

大いにこだわって、目次をあけてみました。すると、「天気を無視すると会社はつぶれる」とか「地名が土地の天災を予言する」とか、なるほど気象と経済の組み合わせにふさわしい題目が並んでいます。

なかには「猛暑の後の秋は本が売れる!?」などという、非常に気になる項目もありました。

2001年の出版なので、経済についての情報は古くなっているかも知れませんが、とてもおもしろい発想の出版だと思いました。(目次しか読んでいないのですが)

これが実体のある紙の本ではなく、電子書籍だとしたら、たぶん「気象」と「経済」の両方のタグを付けられることになるのでしょう。

2011年6月11日 (土)

デジカメの本も配置はいろいろ

何か調べたいテーマがあって図書館に行ったとき、役にたちそうな書架はじつは3箇所くらいあります。

以前、山岳文学の本は「スポーツ」と「地理」に分かれているという話を書いたことがありますが、今回は「デジカメ」を例にとってみます。

一番たくさんの本が見つかるのは、3桁の分類番号が「7」から始まる芸術分野の本でしょう。カメラの特徴についての本、撮影技術の本などが並んでいます。その次には、情報関連のコーナーにたくさん見つかります。どんなソフトウェアを使ってどんなふうに画像を処理するかといった話題が載っています。さらに、精密機械・光学機器としてのカメラを扱った本が分類番号で「5」から始まる書架にあり、レンズのことやカタログに載っている数値の意味などが分かります。

ざっと思いつくのは、こんなところなのですが、書架の間をぶらついていると、意外なところに意外な本を発見することがあります。

星を撮影したい人のために、「4」で始まる自然科学のコーナーにもデジカメ撮影の指南書がありました。もしも仕事術としてデジカメの利用法や、教育現場での活用法を採り上げた本があれば、それはまたそれぞれの分野で並ぶことになるでしょう。

図書館の本は、万人に都合の良いような並べ方がしてあるので、自分の希望にあう資料を見つけるには、大いに想像力をめぐらして背表紙を見くらべたり、館内の検索端末を活用したりしてみてください。

それでも分からないときには、図書館の職員が資料探しの相談に乗る「レファレンス」というサービスがあります。

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